「クラスTシャツを作りたいけれど、値段の相場が気になる」「予算はいくらくらいで決めればよいのかわからない」と迷っている方も少なくないでしょう。
クラスTシャツはあまり予算をかけられない場合が多く、できるだけ安く仕上げたいと思う方もいるはずです。
そこで本記事では、クラスTシャツの値段平均や、デザイン別、注文枚数による値段の違いについて詳しく解説します。Tシャツ作りや予算決めの参考になる情報をお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
クラスTシャツの値段を左右する要素
クラスTシャツの価格に影響するのは以下のような項目です。
- Tシャツ本体の種類・グレード
- プリント(デザイン)の色数・面積
- 注文枚数(ロット)
- オプション加工
- 納期
- 送料
次から詳しくみていきましょう。
Tシャツ本体の種類・グレード
クラスTシャツの価格は、プリントだけでなく、選ぶTシャツ本体の種類や仕様によっても変わります。たとえば、薄手のコットンはコスパ重視の定番。一方、厚手のしっかりした生地や、吸汗速乾などの機能性素材を使うと、やや高めの価格になります。
また、本体のデザインによっても選ばれるTシャツはさまざまです。野球やサッカーのユニフォームっぽい雰囲気を出したい場合には、ドライ素材のスポーツタイプを選ぶことが多く、こちらもベーシックなコットンTシャツより高めになるケースが一般的です。
さらに、Tシャツのカラーによっても金額に差が出ることがあります。白やグレーなどのシンプルな色は比較的安価に設定される一方で、黒・ネイビーといった濃色や、蛍光系の明るいカラーは、染料やインクの使用量が多いため、価格がやや高くなる傾向です。
プリント(デザイン)の色数・面積
料金は、プリントの色数や位置によっても変わってきます。使う色が増えるほどインクの量が増えるだけでなく、作業工程も複雑になるため、コストが上がる要因になります。
たとえば、1色プリントなら比較的リーズナブルに制作できますが、2色・3色と色を増やしたり、写真のようなフルカラーデザインを選んだりすると、印刷方法によっては追加料金が発生するケースもあります。
また、プリントする場所が増えると、それだけ作業の手間もかかります。胸元だけのワンポイントなら基本料金内で済むことが多いですが、背中や袖、前後両面にプリントする場合は、それぞれに追加費用がかかることがあります。
注文枚数(ロット)
注文する枚数が多いほど、1枚当たりの単価が安くなる傾向があります。これは、印刷工程で発生するセットアップ費や準備作業が一括で済むため、多くの枚数をまとめて制作したほうが効率が良く、1枚ごとのコストが下がるためです。
たとえば、10枚単位の注文と100枚単位の注文では、同じデザインであっても1枚当たりの価格に大きな差が出るケースがあります。印刷機の設定や準備の手間は枚数に関係なく発生するため、枚数が多いほどコストを分散できるという仕組みです。
さらに、業者によっては「○○枚以上で割引」などのボリュームディスカウントを用意していることも。大量注文になれば追加料金がかかりにくく、全体としてもコストを抑えやすくなります。
オプション加工
クラスTシャツを作る際、どんなオプションを加えるかによっても価格が変わってきます。たとえば、名前や背番号をそれぞれに入れると、1枚ごとに加工が必要になるため、その分だけ単価がアップします。同じデザインでも、個別に違う内容をプリントする場合は、追加料金がかかることが多いです。
1色だけのシンプルなプリントであれば比較的安く済みますが、フルカラー印刷や、名前・番号などを大量に個別対応する場合は、コストがやや上がる傾向があります。
また、ラメ入り、発泡、蛍光インクなどの特殊プリントを選ぶ場合も同様です。こうした加工は、材料費や作業工程が増えるため、通常よりも価格が高めに設定されるのが一般的です。
ただ、ほかのクラスと差別化したいときには選ぶ価値があります。
納期
クラスTシャツをお得に作るなら、早めの注文がおすすめです。多くの業者では「早割」サービスを用意しており、通常価格より安く注文できることがあります。余裕を持って動くことで、コストをしっかり抑えられます。
反対に、イベント直前などのギリギリの注文では「特急対応」や「短納期」のオプションが必要になるケースもあります。この場合、作業の優先対応や深夜稼働などが発生するため、追加料金がかかることが一般的です。
特に文化祭や体育祭シーズンは注文が集中しやすいため、早めのスケジュールで進めるのが安心です。

送料
多くの業者では、一定金額以上の注文で送料が無料になるサービスを行っており、うまく活用すればその分コストを抑えることができます。
どれくらいの金額で送料無料になるかは業者によって異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。あと少しで送料無料という場合には、予備用に数枚追加するのもひとつの方法ですよ。
クラスTシャツの値段平均・相場
まずは、各事業者の値段やプランをチェックしましょう。オリジナルTシャツの料金プランを表にまとめたので、参考にしてください。
サービス | A社 | B社 | C社 | D社 | E社 |
---|---|---|---|---|---|
料金プラン | 【コミコミ価格】ウェア代+デザインデータ作成+1箇所プリント+送料 | 【コミコミ価格】商品代+1箇所1色プリント+デザインデータ作成+消費税+送料+振込手数料 | 無地価格+加工料金(注文枚数に応じて) | 【コミコミ価格】シャツ代+1箇所1色プリント代+デザイン代+送料 | 【コミコミ価格】シャツ代+プリント代+送料 ※980円未満のご購入の場合250円の送料が発生 |
1枚当たりの制作費用 | 850円~ | 890円~ | 1,080円~ | 1,045円~ | 1,100円~ |
備考 | web割適用価格適用の場合 | 超早割価格適用の場合 | ノーマルプリント(1箇所1色) | 超早割・午前割・曜日割を適用の場合 | まとめて割50%適用の場合 |
上記の表から、クラスTシャツは1枚当たり850円から制作できそうです。ただし、ここでは最安値をまとめているので、Tシャツの種類やデザイン、プリント位置などをこだわった場合は金額が上がります。
また、注文枚数や包装タイプ、依頼のタイミングによって価格は変動します。
Tシャツの種類別の値段平均
次に、Tシャツの種類別の値段平均を表にまとめました。
サービス名 | A社 | B社 | C社 | D社 | E社 |
---|---|---|---|---|---|
ビブス | 1,300円~ | – | 2,250円~ | 1,820円~ | 2,898円~ |
サッカーユニ | 1,600円~ | 1,750円~ | 2,630円~ | – | 2,945円~ |
野球ユニ | 1,600円~ | 1,970円~ | 1,800円~ | 1,730円~ | 3,435円~ |
ポロシャツ | 1,300円~ | 1,550円~ | 1,430円~ | 1,570円~ | 2,711円~ |
ロンT | 1,160円~ | 1,380円~ | 1,480円~ | 1,150円~ | 2,103円~ |
※1クラス目安の30~39枚を注文時の目安金額を記載
※デザイン料等の条件は事業者により異なります。
事業者により取り扱うアイテムは異なります。また、注文枚数やプリント箇所などで値段は変動するため、詳細は各事業者の見積もりを確認してください。




【値段別】クラスTシャツの仕上がりイメージ
ここでは、値段別によるクラスTシャツの仕上がりイメージを解説します。
1,000円以内
1,000円以内で作る場合は、コストをとことん抑えた「シンプル仕上げ」が基本です。
この価格帯では、無地のTシャツに1色プリントを1箇所だけ(胸や背中など)入れるパターンが中心になります。Tシャツの生地はやや薄めのものが多く、着心地や長持ちにはあまり期待できないかもしれませんが、「とにかく安く、全員おそろいのTシャツがほしい!」というときにはぴったりです。
デザインもなるべくシンプルにまとめる必要がありますが、文化祭や体育祭の1日限りの使用であれば、十分に満足できる仕上がりになるはずです。コスパ重視派にはおすすめの選択肢です。
2,000円以内
2,000円以内なら、「見た目と価格のバランスがちょうどいいスタンダード仕上げ」を狙えます。
この価格帯になると、Tシャツの生地もしっかりしてきて、着心地や耐久性も安心感が出てきます。プリントの自由度も上がるため、前と後ろに分けてデザインを入れたり、色数を増やしたりといったアレンジも可能です。
クラスのテーマや雰囲気をデザインにしっかり反映しやすく、完成度も高めやすいので、クラスTシャツでは特に人気の高い予算帯。コストを抑えつつ、しっかり仕上げたい人にぴったりです。

2,500~3,000円
2,500〜3,000円の予算があれば、「こだわりをたっぷり詰め込んだ本格派デザイン」に仕上げられます。
この価格帯なら、生地もしっかり厚みがあって、イベント後も長く着られるような品質を選ぶことができます。プリントの自由度もかなり高く、フルカラー印刷や袖へのデザイン、ラメ・蛍光・グラデーションといった特殊加工も視野に入ります。
とにかく“映える”仕上がりにしたいクラスや、個性をしっかり出したい場合にはぴったりの選択肢。デザインにとことんこだわりたい人には、このくらいの予算設定がおすすめです。
クラスTシャツの値段をできるだけ安くする方法
クラスTシャツの値段をできるだけ安くする方法には、以下があります。
- 枚数割のあるサービスを利用する
- 早割が利くタイミングで注文する
- シンプルなデザインやプリント箇所を少なくする
詳しく解説します。
枚数割のあるサービスを利用する
注文枚数が多くなるほど、1枚当たりの単価が下がる「枚数割引」を導入しているサービスはたくさんあります。クラス全体でまとめて注文すれば、その分お得に作れるのがうれしいポイントです。
さらに、学年全体やほかのクラスと一緒に注文するのもアリ。同じデザインでなくても、同時発注にすればまとめ割が適用される場合もあるので、相談してみる価値はあります。少しの工夫で、予算に余裕を持たせることもできますよ。
早割が利くタイミングで注文する
クラスTシャツを少しでもお得に作りたいなら、「早割」を活用するのがコツです。早めに注文することで割引が適用されるサービスを用意している業者は多く、タイミング次第で大きくコストを抑えられることもあります。
また、文化祭や体育祭が近作と注文が殺到し、希望納期に間に合わなくなるケースも。デザインや枚数が決まり次第、なるべく早めに発注しておけば、価格面でも納期面でも安心です。
シンプルなデザインや少なめのプリント箇所にする
プリントの色数や位置が増えると、その分料金も上がりやすくなります。コストを抑えたい場合は、1~2色のシンプルなデザインにして、プリント箇所も胸元や背面だけに絞るのが効果的です。
一方で、全面プリントやラメ・蛍光などの特殊インクを使うと価格はアップします。見た目にこだわりすぎると予算オーバーになりやすいため、デザインと費用のバランスを考えながら調整しましょう。

【FAQ】クラスTシャツの値段に関するよくある質問
クラスTシャツの値段に関する、よくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてください。
クラスTシャツ制作に学割はある?
クラスTシャツを作る際、業者によっては「学割」を用意していることがあります。学生限定のプランとして、Tシャツ本体の料金が安くなったり、プリント代が割引されたりといった内容が中心です。
ただし、すべてのサービスに学割があるわけではないため、注文前に公式サイトや見積もり時の案内をしっかりチェックしておくのがおすすめです。
また、「学割」とは明記されていなくても、「クラスTシャツ専用プラン」や「学生向けまとめ割」など、実質的に同じような内容の割引が用意されていることもあります。予算を少しでも抑えたい場合は、複数の業者を比べて、どんな割引が使えるかを確認してみるとよいでしょう。
制作費以外でかかる可能性のある費用は?
クラスTシャツを注文する際は、基本料金以外にも追加費用がかかることがあるため、事前の確認が大切です。たとえば、デザインの修正回数が多くなったり、業者にデザインデータの作成を依頼したりする場合は、別途料金が加算されることがあります。
そのほか、納期が迫っているときに特急対応を希望すると追加料金が発生したり、大きいサイズのTシャツを選んだことで通常より価格が上がるケースも見られます。
また、個別包装や配送先を複数指定した場合にも費用が増えることがあります。
クラスメイトが「高い」と感じる値段は?
クラスTシャツの料金が1枚当たり2,000円を超えてくると、「ちょっと高いかも……」と感じる人が出てくるかもしれません。特にアルバイトをしていない人や、お小遣いの中でやりくりしている人にとっては、負担に感じやすい価格帯です。
デザインにこだわりすぎると、気づかないうちに金額が上がってしまうことも。そうならないためにも、最初の段階で予算についてクラス全体で話し合っておくのが安心です。
全員が納得して注文できるように、無理のない金額に設定しておくと、あとで「高すぎる」と感じる人が出にくくなります。少しの気配りで、クラスTシャツ作りがスムーズに進みますよ。
「watasiino!!」なら予算内で自由なデザインのクラT制作が可能!
もし「予算内で、妥協せずに自分たちらしいTシャツを作りたい」と考えているなら、ぜひ一度「watasiino!!」にご相談ください。
イメージスケッチや写真など、ざっくりしたアイデアがあればOK。プロのデザイナーが丁寧にヒアリングしながら、クオリティの高いデザインに仕上げます。デザイン作成から印刷・納品までを一貫して対応しているので、やり取りもスムーズ。初めてのクラT作りでも安心です。
また、自社工場で生産しているため、短納期での対応も可能。外注費がかからない分、価格もぐっと抑えられます。プリント位置についても、印刷できる範囲内であれば柔軟に対応可能なので、「ここに入れたい!」というこだわりもしっかりカタチにできます。
さらに、なんといっても「watasiino!!」ならやり取りはすべてLINEでOK!
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「品質・スピード・価格」のすべてにこだわったクラT制作を、私たちが全力でサポートします。クラスの思い出に残る一枚を、ぜひ「watasiino!!」で作りましょう。