10枚以下でオリジナルTシャツを作りたい場合、「10枚以下でも割安に作りたい」「そもそも7枚とか8枚とか出作れる?」などの思いが浮かぶのではないでしょうか。
業者に依頼する場合は、大量に注文しなければいけないというイメージもありますよね。業者にもよりますが、1枚からオリジナルTシャツの注文を受け付けているケースもあり、少ない枚数での依頼も可能です。
この記事では、10枚以下のオリジナルTシャツをお得に作るコツや、業者の選び方を紹介します。
自作した場合、業者に依頼した場合、それぞれのメリットとデメリットも解説しますので、ぜひご一読ください。
10枚以下(小ロット)のオリジナルTシャツの作成方法
10枚以下のオリジナルTシャツを作成する場合、方法は次のいずれかです。
- 自分で作る
- 業者に依頼する
どちらの場合でも、基本的な流れは同じです。
- デザインを決める
- Tシャツの生地を決める
- プリント方法を決める
- プリントする
自分で作る場合は、デザイン作成やTシャツの準備、プリントまですべての工程を自身で行います。工程は多くなりますが、時間をかけてでも、自分らしくこだわったオリジナルTシャツを制作したい場合に向いています。
業者に依頼する場合は、大まかなデザインを決めたら、デザイン担当者と打ち合わせをして、用意されているTシャツの中から色や素材を選びます。
すべてが決まれば完成を待つだけなので、手間をかけずにTシャツ制作をしたい場合に向いています。

10枚以下(小ロット)のオリジナルTシャツを自分で作るメリット・デメリット
自分でオリジナルTシャツを作るには、
- アイロンシートを使い転写する
- オリジナルTシャツ作成アプリを使用する
などの方法があります。
アイロンシートに印刷し、アイロンを使ってTシャツに貼りつける方法は、手軽で便利な方法ですし、なんといっても手作りなので創作自体を楽しめます。
また、アプリで簡易的なデザインを作成し、そのまま発注できるツールやサービスも増えています。
その前提で、メリット・デメリットを解説します。
メリット
自分で作るメリットは「とことんデザインにこだわり、好きなだけ時間をかけて制作できること」ではないでしょうか。
すべての工程を自分で行うので、愛着のわくTシャツが作れます。
近年は、専用ソフトのほか、操作が簡単なデザイン用のアプリも続々リリースされており、デザインも手軽になりましたよ。100円ショップなどで入手できるアイロンシートなら、もっと楽です。
デメリット
デメリットとしては、Tシャツの作成に手間や時間がかかってしまうこと、手作り感がぬぐえないことが挙げられます。
アイロンシートを使った場合は、基本的に手作業です。丁寧さが求められるだけでなく、クオリティの面で満足のいかないことがあるかもしれません。
オリジナルTシャツの作成アプリを利用した場合には、
- デザインのテンプレートが少ない、ツールによっては一部機能が有料で利用に制限があり、オリジナリティが出しづらい
- イメージどおりのデザインに近づけるのが難しい
- Tシャツの素材などを選べないことが多い
などのデメリットが考えられます。
ある程度のクオリティを保ちながら、なるべく時間や手間をかけずに作りたいなら、業者に依頼するのがよいかもしれません。
10枚以下(小ロット)のオリジナルTシャツを印刷業者に依頼するメリット・デメリット
印刷業者に依頼できるのは、デザインも含めてすべての工程です。では、そのメリット、デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
メリット
印刷業者に依頼した場合のメリットとして、次のことが挙げられます。
- デザインを決めれば完成まで待つだけでよい
- クオリティの高いTシャツが作れる
- わからないことは相談できる
最小限の手間と時間でクオリティの高いTシャツが作れる点は、最大の魅力といえます。
疑問点を相談できることも、安心感がありますよね。
デメリット
デメリットは、自分で作る場合に比べるとコストがかかる点です。
Tシャツの代金のほか、印刷、送料や手数料など、さまざまな費用が発生します。
ただし、どの業者でも、すべての費用が同じようにかかるというわけではありません。送料や手数料などの扱いは、業者により異なります。業者のサービス内容を依頼前に確認しておくとよいでしょう。
また、かけた労力を考慮すると業者に依頼したほうが安上がりという考え方もあります。
10枚以下(小ロット)のオリジナルTシャツを安く作るポイント
10枚以下の小ロットでTシャツを作る場合は、大量注文よりも1枚あたりの単価が上がりやすいのが悩みどころです。ただ、いくつかのポイントを押さえるだけで、費用をぐっと抑えてオリジナルTシャツを作ることができます。
ここでは、小ロット制作で特に意識したいコツをご紹介します。

安い生地・Tシャツのボディーを選ぶ
本体(ボディー)の選び方で価格は大きく変わります。厚手で丈夫なTシャツほど値段は上がり、逆に薄手のライトタイプは比較的安価です。
イベント用や短期間の使用が前提なら、コスパ重視のベーシック生地を選ぶのがおすすめです。
| 種類 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| ライトタイプ(4.0~5.0oz) | 薄手で軽い・低価格 | ◎ 安い |
| スタンダード(5.6oz前後) | 迷ったらコレの定番生地 | ○ 普通 |
| ヘビーウェイト(6.0oz以上) | しっかり長持ち | △ 少し高い |
また、Tシャツの生地も価格に大きく影響します。良い素材を選べば価格は高くなりますし、生地にこだわらなければ価格は下がります。
参考までに、一般的なTシャツの素材には、
- 綿
- ポリエステル
- 混紡素材
があります。
素材の特徴をまとめました。
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| 綿 | ・通気性に優れる ・肌触りがよい ・コストが安い ・吸水力がある ・毛玉ができにくい、シワになりやすい、乾きにくい |
| ポリエステル | ・肌触りがサラッとしている ・通気性と速乾性に優れる ・型崩れが起きにくい ・毛玉ができやすい、静電気がたまりやすい |
| 混紡素材 | ・素材の配合バランスにより機能性や着心地が変わる └綿が多めなら肌触りが良い └ポリエステルが多めなら速乾性に優れる └レーヨンが入ると柔らかさが出る |
オリジナルTシャツでよく利用されるのは「ポリエステル」です。天然素材に比べるとコストが抑えられ、通気性や速乾性にも優れているので、スポーツシーンでも活躍します。
どうしてもインクジェット印刷をしたい場合は、ポリエステル以外の生地を選びましょう。
小ロットでも安いプリント方法を選ぶ
プリント方法によっても金額は大きく変わります。
たとえば、シルクスクリーンは大量生産向きで、小ロットだとかえって割高になることも。
一方、インクジェットやデジタル転写は版が不要なので、1〜10枚などの少ない注文でも費用を抑えやすい傾向があります。
- 小ロット向き:インクジェット、デジタル転写、DTF
- 小ロット非推奨:シルクスクリーン(版代が高い)
デザイン枚数が少ないほど、デジタル系プリントと相性が良いです。

送料・手数料の有無も確認する
小ロット注文では、本体やプリント代だけでなく、送料・支払い手数料の影響が意外と大きくなります。
1,500〜2,000円ほどの送料が加わるだけで、1枚あたりの負担が一気に増えることも……。送料無料のサービスや、店頭受け取りができるお店を選ぶとトータルの費用を抑えられます。
シンプルなデザインを選んだりプリント箇所を少なくする
プリントする色数やサイズ、箇所が増えるほど価格は上がります。フロントの1カ所だけ、単色のワンポイントなど、できるだけシンプルな構成にすることで制作費をぐっと抑えられます。
たとえば、「背面プリントなしにする」「ワンポイントにまとめる」だけでも、見た目はかわいく、費用はしっかり節約できます。
自社で受注・制作・発注まで行っているプリント業者を選ぶ
オリジナルTシャツをできるだけ安く作りたい場合は、受注から制作、発注までを一貫して自社で行っているプリント業者を選ぶのがおすすめです。
制作工程を外部の工場に委託している業者だと、仲介手数料やマージンが上乗せされるため、どうしても小ロットでは割高になりやすい傾向があります。
その点、「watasiino!!」のようにワンストップで対応している会社なら、中間コストが発生せず料金がシンプルで明快です。品質管理もしやすいため、仕上がりを確認しながら安心して注文できる点も魅力です。
10枚以下(小ロット)でオリジナルTシャツを作成する際の業者の選び方
一般的には、最低発注枚数(最低ロット数)が決まっている業者がほとんどで、小ロットには対応していない業者もあります。
では、小ロットでも依頼できる業者は、どのように探せばよいのでしょうか。
1枚から依頼できるか
1枚でも依頼できるかどうかは、重要なポイントです。1枚の場合、発注できる商品が決まっているケースもありますが、1枚から依頼できる商品がないのであれば、小ロットの対応は難しいと考えられます。
依頼に関しては、以下のような条件が提示されているケースもあります。
- 10枚以下は注文不可
- 10枚以上の注文で割引
- まとめて購入で送料無料
- クレジットカードや銀行振込利用で送料無料
疑問点は業者に問い合わせをして、確認しながら発注するようにしましょう。
プリントの種類が豊富か
プリントの種類が豊富かどうかも、チェックポイントです。さまざまなプリントができれば、Tシャツに合わせて、コストを抑えたプリントを選べます。
コスト面で優秀なポリエステルと相性の良い「インクジェット」や「転写プリント」ができる業者が、おすすめです。
追加で同じデザインが必要な場合にスムーズに対応してくれるか
クラスTシャツや部活のユニフォーム用途でよくあるのが、「後から数枚だけ追加したい」というケースです。
最初の注文時は問題なくても、追加発注が割高だったり、そもそも少量追加に対応していない業者もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
デザインデータを永久保存してくれる会社なら、同じ仕上がりで再注文できるので安心ですし、同デザインの追加であれば割安で対応してくれる業者もあります。小ロット制作こそ、追加発注の柔軟さは使い勝手を大きく左右するポイントです。
オリジナルTシャツ作成は、短納期&1枚からオーダーできるwatasiino!!がおすすめ◎
クオリティを重視しつつ低コストでTシャツを作成するなら、1枚からでもオーダー可能なwatasiino!!がおすすめです。
watasiino!!なら、注文から最短で翌々日出荷という短納期が可能。最新のDTFプリンター(転写プリント)も導入しているので、小ロットは1枚から、大口は1万枚までの注文に迅速に対応しております。
また、デザインの作成から印刷までワンストップで依頼でき、簡単な手書きのデザインイメージや写真があれば、専門のデザイナーがクオリティの高いデザインを作成しますよ。
その他、細かいご相談も可能です。
10枚以下でオリジナルTシャツを作りたいなら、一度watasiino!!にお問い合わせくださいね。LINEで気軽にご連絡いただければ費用や制作可否、デザインイメージなど即レスで対応いたします。

