プロ野球やMLBのロゴワッペンから、チーム名・背番号・応援メッセージをあしらったものまで野球ワッペンにはさまざまな種類があります。ユニフォームに縫い付けて使うものもあれば、キャップやバッグ、タオルに貼って楽しんだり、コレクションとして集めるだけの人もいるなど、その用途は1つではありません。
この記事では、野球ワッペンの入手方法やオリジナルの作成方法、人気のデザイン例、そしてユニフォームなどへの付け方まで、知っておきたいポイントをまとめて紹介します。用途に合ったワッペン選びの参考にしてみてください。
野球ワッペンの入手方法
野球ワッペンは、ネット通販や100均、専門店などで幅広く取り扱われています。既製品を買うだけでなく、手作りやオーダーという選択肢もあるので、自分に合った入手方法を見つけてくださいね。
既製品を購入する
もっとも手軽に入手できるのが既製品を購入する方法です。
プロ野球やMLBのチームロゴ、背番号、キャプテンマークなど、定番のデザインが多く、完成度の高い仕上がりが魅力です。価格も手頃なものが多く、お気に入りの1点を探す楽しみもあります。
野球ワッペンが売っている場所は?
野球ワッペンを手軽に探すなら、まずは100均。デザインの種類はそこまで多くないものの、応援グッズなどに気軽に使えて便利です。ほかにも、スポーツ用品店や野球専門店、ネット通販などでも定番アイテムとして取り扱っています。
最近は「ワッペンワーク」と呼ばれる店舗も注目されており、好きなワッペンを自由に選んで、Tシャツやキャップなどにその場でカスタムできるスタイルが人気を集めています。既製品では物足りないという人にも、自分らしいアレンジを楽しめる場としておすすめです。

手作りする
既製品では物足りないと感じたら手作りしてみましょう。
刺繍タイプは立体感があり、ユニフォームにもよく映えます。ほかにもフェルトを切って縫い合わせるフェルトワッペンや、転写プリントを使った写真風のデザインなど、表現の幅は広いです。名前や背番号などをあしらえば、より愛着も湧きますね。
道具は100均や手芸店でそろえることができ、身近な材料でも十分に楽しめます。オリジナルの仕上がりにこだわりたい方には、特におすすめの方法です。

事業者にオーダーする
オリジナルデザインの野球ワッペンを作りたいときは、専門の事業者にオーダーすることも可能です。チームロゴや背番号、名前入りなど細部にこだわりたい場合に向いています。
デザインの持ち込みができるサービスも多く、色数やサイズ、縫製の方法まで細かく指定できるのが特徴です。
最近では、少ロット対応や短納期での制作に対応する業者も増えており、個人でも利用しやすくなってきました。手間を省きつつ、仕上がりに妥協したくない人におすすめの方法です。
野球ワッペンの作成方法
野球ワッペンを自分で作る場合も業者にオーダーする場合も、それぞれの方法に合った準備が必要です。目的や作業の手間をふまえて、ぴったりの作り方を選びましょう。
野球ワッペンの種類
野球ワッペンには、手作りしやすいものから専用の道具を使うタイプまで幅広いバリエーションがあります。手軽に作りたい場合はフェルトや転写タイプ、見た目にこだわるなら刺繍や3Dタイプなどがおすすめです。
代表的な種類と特徴を表にまとめました。
種類 | 特徴 | 自作向き | オーダー向き |
---|---|---|---|
刺繍ワッペン | ・糸で模様を縫い上げた定番 ・立体感と高級感がある | △ | ◎ |
フェルトワッペン | ・柔らかくあたたかみのある風合い ・はさみとボンドで手軽に加工 | ◎ | ○ |
転写プリントワッペン | ・写真や細かい模様の再現が得意 ・家庭用プリンターでも対応可能 | ○ | ○ |
3D刺繍ワッペン | ・厚みと立体感が特徴 ・帽子やユニフォーム向き | × | ◎ |
手作りする流れ
野球ワッペンの自作は、細かい作業が続くため集中力が試されます。手間を楽しみながら世界に1つのワッペンを形にしていきましょう。
ここでは、アイロンワッペンの作成方法を紹介します。基本的な流れは次のとおりです。
- ワッペンの種類を決める(刺繍・フェルト・転写プリントなど)
- デザインを作成し、型紙を準備する(手書きやデザインソフトを使用)
- ワッペンの土台となる生地を選ぶ(フェルト、ツイル、エンブクロスなど)
- パーツを切り出し、縫い付けやアイロンで仕上げる
- 必要に応じて裏面に接着芯を貼るなどして補強する
事業者にオーダーする流れ
オリジナルの野球ワッペンを事業者に依頼する場合、完成までの流れはおおよそ次のとおりです。
- 作りたい内容を整理し、ロゴや文字などのイメージを準備する
- サイト上のフォームやメールで見積もりを依頼する
- デザインデータを入稿し、必要に応じて修正や確認を行う
- 見積もりと内容に問題がなければ発注手続きへ進む
- 指定の納期で製作・納品されるのを待つ
デザインソフトを使ったデータ作成や刺繍の再現精度など、プロの技術を活かせるのがオーダーの強みです。手間を減らして仕上がりにこだわりたい方には向いている方法です。
オリジナルワッペンサービスの「watasiino!!」では、デザインシミュレーターも完備。注文前に完成イメージを確認いただけます。また、手書きのラフ画でも問題ございません。プロのデザイナーがそれをもとに本格的なデザインをおこすので、ハイクオリティな仕上がりになります。
野球ワッペンのデザイン
野球ワッペンには、プロ野球やMLBのロゴ、背番号、応援歌のフレーズなど、定番モチーフからちょっとユニークなものまでいろいろあります。チームの雰囲気や個人の好みを取り入れやすく、ちょっとしたアレンジで個性が引き立つのも楽しいところです。
ここからは、実際のデザイン例を見ていきましょう。

プロ野球・MLBロゴ
プロ野球やMLBのチームロゴは、野球ワッペンの中でも特に人気の高いデザインです。ユニフォームや帽子に取り入れるだけで、チーム感や応援ムードが格段に高まります。
デザインのバリエーションも豊富で、既製品としても多く流通しており、観戦グッズや練習用アイテムにもよく使われています。
【デザイン案】
- MLB球団(ドジャース、ヤンキースなど)のロゴ
- 日本のプロ野球チーム(ジャイアンツ、ベイスターズなど)のマーク
- チーム名の頭文字を使ったワンポイントロゴ
- ロゴをアレンジしたオリジナル風デザイン
野球ワッペンでも定番なMLBロゴでも、背景に黒ベースを入れるだけでワッペンの持つインパクトが強くなり、目を引くデザインに仕上がっています。
ユニフォームにさりげなく溶け込むベイスターズのロゴワッペンが、私服以上に“推し活”を感じさせる絶妙なアクセントに。仕事の中にも応援を込めるスタイル、控えめながらしっかり熱量が伝わります。
応援歌・記念系
選手の応援歌や記念の言葉をあしらったワッペンは、ファンの熱量をダイレクトに伝えるアイテム。特定の選手や出来事を象徴したいときにぴったりで、記念品や応援グッズとしても人気があります。
【デザイン案】
- 応援歌のフレーズや選手名を組み合わせたデザイン
- 優勝や昇格の年号入りメッセージ
- 引退や節目の試合を記念した日付や言葉
- 地元チームへの応援メッセージを刺繍したもの など
内容が文字メインでも、配色やレイアウトでオリジナリティーを出し、雰囲気を変えてみましょう。
特別な試合や年号を関したワッペンは後からアイテムに付けるケースもあります。
レイアウトや配色など、オリジナリティーのある1枚へカスタムしていく感覚も楽しめるワッペンといえるでしょう。
背中いっぱいにあしらわれた応援歌ワッペンが圧巻で、ユニフォームが完全に“推し”仕様に昇華されています。文字の色使いやレイアウトにもこだわりが感じられ、愛と気合いがしっかり伝わる一着です。
背番号・名前
背番号や名前を入れたワッペンは、ユニフォームとの相性が良く、チームの一体感を強調したい場面におすすめです。選手ごとの個性や所属をひと目で伝えられるため、実用性と視認性を兼ね備えたデザインです。
【デザイン案】
- 背番号のみを大きく配置したデザイン
- 名前と背番号を縦並びや横並びで組み合わせたレイアウト
- 英字で名前を表記した海外風のスタイル
- イニシャル+番号でシンプルにまとめたタイプ
- チームロゴと背番号を合わせたエンブレム風の構成 など
デザインの自由度も高いため、選手用・応援用どちらにもなじみやすいタイプです。
チームロゴ、背番号にキャラクターを掛け合わせたデザインのワッペンです。
実用性や視認性は保ちつつも、遊び心もプラスしたワッペンは見る人も楽しいデザインに仕上がっています。
鮮やかなユニフォームに映える背ネームと背番号のワッペンが、アイロンプリントとは思えないクオリティ。自作ながらもプロ仕様のような仕上がりで、推しユニを手軽にカスタムできる良さがしっかり伝わります。
キャプテンマーク
キャプテンマーク入りのワッペンは、リーダーシップを示す印としてユニフォームに加えられることが多く、チーム内でも特別な存在感があります。定番は「C」の文字を中心としたシンプルな構成ですが、工夫次第で個性も出せます。
ポジションや責任感を視覚的に伝える役割もあるため、チームウェアに取り入れるケースが増えています。刺繍やフェルトなど素材を変えて表情をつけるのもおすすめです。
キャプテンマークは「C」や「CAPTAIN」など英語表記がよく見受けられますが、このワッペンは縦書きの「主将」が目を引く印象的なデザインです。
鮮やかなブルーに星モチーフが映える、ベイスターズらしいデザインのユニフォーム。キャプテンワッペンを付けるか迷う気持ちも納得の仕上がりで、個性を出すか、忠実に着るか悩みどころですね。
野球アイテム
野球に関連するアイテムをモチーフにしたワッペンは、遊び心のあるアクセントに。応援グッズとしてはもちろん、普段使いのバッグや帽子に貼っても映えるデザインが豊富です。
【デザイン案】
- バットやグローブ
- ボールやホームベース
- スコアボード風
- メガホンや応援旗 など
細かいステッチや素材の違いによって雰囲気も変わるため、同じモチーフでも印象の幅は意外と広いです。アイテム選びに迷ったときは、好きな野球シーンをイメージすると探しやすくなりますよ。
野球モチーフのワッペンはワンポイントでTシャツの胸ポケットやキャップに入れたり、ワッペンを複数付けてポップなデザインにしたりと、配置で表情が変わるのも面白いです。
校章・チームロゴ(高校野球)
高校野球のワッペンといえば、やっぱり定番は校章やチームロゴ。ユニフォームの胸や帽子に入っていて、その学校らしさを象徴する大事な存在です。
【デザイン案】
- 校章を線でシンプルに表現
- イニシャルを大きく配置
- 学校のモチーフを図案化
- チームカラーを活かした配色
昔からの伝統あるデザインを大切にしつつ、ちょっとしたアレンジやアイデアを加えることで、そのチームらしい雰囲気がしっかり出せます。
高校野球ユニフォーム展にて展示されていたワッペンです。
フォントやテーマカラー、モチーフ等で個性と伝統を兼ね備えたデザインに仕上がっています。
重厚なエンブレム刺繍が印象的な、横浜高校野球部OB会のブレザーワッペン。金糸の縁取りや王冠モチーフが格式を感じさせ、誇りと伝統が込められた一枚です。
ワッペンを野球ユニフォームに付けるケース
野球ユニフォームの印象を左右するワッペン。見た目のアクセントとしてだけでなく、意味や思いが込められることも多く、使い方は実にさまざまです。
野球ユニフォームに付けるワッペンの種類
野球ユニフォームに使われるワッペンには、いろいろなパターンがあります。
たとえば、胸や袖に入れるチームのロゴやエンブレムは、団結や誇りを表す象徴的な存在。背番号や名前入りのタイプは、個人を識別する実用的な役割があります。
ほかにもキャプテンマークやポジションなど、役割を伝えるワッペンもよく使われています。
野球ユニフォームに付けるワッペンのデザイン
デザイン面では、刺繍でクラブ名やロゴを表現するのが定番です。遠目でも目立つように、太めの文字やビビッドな配色が選ばれることが多いです。
また、記念大会用にはイベント名や日付をあしらったり、卒団記念には個人名を入れたりと、シーンに応じたアレンジも盛んです。
丸型・盾型といった形や縁取りのデザイン次第で全体の印象が変わります。完全オリジナルで制作すれば、チームの個性がより際立つでしょう。
野球ユニフォームにワッペンを付ける位置
ワッペンをどこに付けるかは、見た目のバランスだけでなく、チーム名や記念内容がどれだけ目に入りやすいか、そしてその位置にどんな意味を持たせたいかにも関わってきます。
よく使われる位置と特徴を表で整理しました。
位置 | よく使われるデザイン例 | 備考 |
---|---|---|
左胸 | ・チームロゴ ・校章 ・企業名(スポンサー) | ・もっとも定番の配置 ・試合中や写真撮影でもっとも目に入りやすい ・プロ・高校・少年野球でも共通して重要な位置 |
右胸 | ・記念マーク ・スローガン ・個人番号(サブ表記) | ・左右対称を意識したデザインに向く ・大会や周年記念ユニフォームで活用される ・特別仕様ユニの定番位置 |
左袖 | ・キャプテンマーク ・応援ワード ・リーグロゴ | ・チーム内での役割を示すこともある ・リーグ公式戦では規定ロゴが求められることもある |
右袖 | ・記念大会ロゴ ・地域名など | ・季節限定やイベント用途も多い |
背中(上部) | ・個人名 ・スローガン | ・観客からの視認性が高い ・背ネームは選手の誇りとなる要素でもあり、ファンの識別にも役立つ |
野球ユニフォームへのワッペンの付け方
アイロン接着タイプは手軽ですが、動きが多かったり洗濯の回数が多かったりするなら、縫い付けておくほうが安心です。特にミシン縫いはズレにくく見た目もすっきり仕上がります。
裏面に接着シートがついているタイプなら、いったん仮止めしてから縫うと、位置も決まりやすく作業しやすいでしょう。
どの方法にしても、最初に付ける位置をきちんと決めておくと、仕上がりがきれいにまとまりますよ。
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野球ユニフォームに付けるワッペンは、チームの雰囲気や思いが詰まった大事なアクセント。せっかくなら見た目も仕上がりも、とことんこだわりたいですよね。
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