イベント用Tシャツのデザイン案。フェスや祭りで映えるおしゃれな事例も

イベントTシャツデザインのアイキャッチ

イベントTシャツのデザイン、悩みますよね。「せっかく作るならおしゃれで思い出に残る1枚にしたい」「でも、どんな要素を入れたらいいの?」と感じている方も多いはず。

この記事では、イベント用のオリジナルTシャツを作る際に押さえておきたいポイントや、デザイン案・T実際の制作事例例まで、初心者にもわかりやすく紹介します。

フェスや地域イベントで「映える」Tシャツを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

目次

イベント用Tシャツのデザインを作るときに考慮すべきポイント

見た目のおしゃれさだけでなく、イベントの目的や参加者との相性も意識したいところ。印象に残るオリジナルTシャツを作るために、まずは押さえておきたい視点から整理します。

イベントの目的やテーマとの一貫性

Tシャツはイベントの印象を左右する存在です。参加者がTシャツを着用することで会場の雰囲気が一体感のあるものになり、イベントの内容がひと目で伝わるデザインは多くの人に好まれます。

たとえば、スポーツ大会なら躍動感のあるロゴやチームカラー、地域のお祭りなら伝統的なモチーフや地名を取り入れるとテーマに沿った印象に。企業イベントであれば、ブランドのロゴやスローガンを取り入れた構成が自然です。

目的とテーマが明確になるよう、配色やフォント選びも意識しましょう

視認性・遠くから見たときのデザイン効果

イベントTシャツは、屋外や人の多い場で着られることが多いため、遠目でも目立つデザインかどうかが大事になってきます。色使いやフォントを工夫すれば、イベント当日の見え方にも自然と差が出ます。

具体的には、次のような点を意識すると効果的です。

  • 背景とのコントラストが強い配色を選ぶ
  • フォントは太く大きめにし、可読性を重視する
  • 複雑な図案よりも、シンプルなモチーフのほうが印象に残りやすい
  • 文字の詰め込みすぎを避けて、余白を確保する
  • 使用する色数を絞って、まとまりのあるデザインにする

視覚的なわかりやすさがあると、会場内での識別や集合写真でも映えるTシャツに仕上がります。

着る人の属性とサイズ展開への配慮

イベントには、性別や年齢、体格の異なるさまざまな人が参加します。誰にとっても心地よく着られるTシャツを用意するためにも、デザインだけでなくサイズやシルエットにも目を向けましょう

男女兼用のサイズだけでなく、キッズサイズや女性向けのシルエットを用意することで、より多くの人にフィットします。また、ゆったりとした形や伸縮性のある素材を選ぶと、体型に関わらず安心して着用できます。

サイズ表を明確にし、デザイン位置のバランスも崩れないよう確認しておくと、見た目にも着心地にも配慮のあるTシャツになります。

記念品・SNS投稿を意識したデザイン性

イベント用のTシャツであっても、イベント当日だけでなく「その後も着たい」と思ってもらえるかが大きなポイント。デザインにちょっとしたひと手間を加えることで、記念品としての魅力やSNS映えにもつながります。

デザイン要素とその効果を表で整理しました。

デザインの工夫効果
普段使いしやすい落ち着いた配色を選ぶイベント後も日常的に着られる
素材の質感やサイズ展開にこだわる快適に着用でき、イベント後も「また着たい」と思わせられる
袖や背面にワンポイントのイラストを入れる着たときにさりげない遊び心が感じられる
角度やポーズによって見え方が変わるギミック配置など、写真映えを意識したカラーや構図を取り入れる写真や動画で映え、SNSでシェアしたくなる見た目に仕上がる
ハッシュタグやQRコードをデザインに組み込む投稿や拡散のきっかけを自然に作れる
ロゴやモチーフをシンプルにまとめる長く使えるデザインとして印象に残りやすくなる
デザインと効果一覧

イベント用Tシャツのデザイン案

Tシャツにどのような要素を入れるか次第で、デザインの印象が変わります。

ここでは、ロゴやメッセージ、イラストなど、オリジナルTシャツならではの工夫を盛り込みながら、それぞれのシーンに合ったデザイン案を紹介します。

イベントロゴ

Tシャツの中央に配置されることが多いイベントロゴは、全体の印象を決める核となる要素といえます。ロゴを見ただけでイベント内容がイメージできると、参加者の記憶にも残ります。

たとえば、音楽フェスなら大胆なフォントやグラフィックでエネルギーを表現したデザインが映えます。学校の運動会では、チーム名を組み込んだロゴにすることで団結感を演出できます。地域イベントではご当地キャラクターや特産品のシルエットを取り入れるのも親しみやすく、会場全体の雰囲気に統一感をもたせられるでしょう。

イベント名

Tシャツにイベント名を入れると、参加者の記憶にも残りやすく、特別感のあるデザインになります。イベントのテーマや目的を表した名称であれば、デザイン全体に統一感も生まれます

たとえば「○○フェスティバル」「みんなの運動会」といったネーミングには、場の雰囲気や楽しさが自然と表れます。

企業の催しでは、ブランド名やプロジェクト名をシンプルにレイアウトするスタイルも多く見られ、視認性や印象を意識した構成が好まれます。

日付(年・月・日)

イベントTシャツに開催日を入れると、その日ならではの思い出が鮮明になります

「2025.8.10」などシンプルな日付表記を加えるだけで、記録としての価値が高まり、記念品としての印象も強まります。学校行事では年度を入れるケースが多く、「2025年度 卒業記念」などと表現するのも1つの方法です。

配置は胸元のワンポイントや袖など、主張しすぎない位置にレイアウトして、全体のデザインと調和させましょう。

地名・開催地名

開催地の名前をTシャツに入れると、イベントの雰囲気や地域性が引き立ちます。

「OSAKA MUSIC FES」や「湘南ビーチクリーン2025」といった表記は、参加した土地の記憶とセットで思い出に残ります。観光地での野外フェスや地域のスポーツ大会などでは、地名を強調したデザインが親しみやすさにもつながります。

フォントや配置に少し遊びを加えると、ローカル感とおしゃれさを両立できますよ。

メッセージテキスト(スローガン・テーマ)

Tシャツに込められたメッセージは、イベントの意図や空気感をひとことで伝える大切な要素です

「One Team, One Goal」などのスローガンを取り入れれば、スポーツ大会の一体感を演出できます。また、「未来をつなぐ、わたしたちの1歩」などのテーマ文は地域イベントや環境系プロジェクトにぴったりです。

短くリズムのあるフレーズや英語を交えるだけで、デザイン全体の印象も引き締まり、写真映えするアクセントになります。

イラスト(モチーフ・マスコット)

イラストやモチーフは、Tシャツ全体の雰囲気をやわらげたり、親しみやすさを加えたりする役割があります。

たとえば、地域のお祭りなら、ご当地キャラや伝統的なシンボルをモチーフにして地元らしさを表現しましょう。学校イベントでは、クラスの動物マスコットや手描き風のアイコンを入れると、参加者の愛着も高まります。

あえて手書き感を残すデザインや、線画風のイラストにして、オリジナル感と温かみを演出するのもおすすめです。

主催者・団体名(企業・学校・団体名)

Tシャツに主催者や団体名を入れることで、イベントの信頼感や公式感が伝わります

企業主催のセミナーでは、ロゴと一緒に社名を配置すればブランディングにもつながりますし、学校の文化祭では「○○高校2年A組」といった表記がクラスの結束を強めてくれます。地域団体やボランティアグループの場合は、活動名やプロジェクト名を加えると、趣旨が伝わりやすく参加意識も高まります。

主張しすぎない位置やサイズにすることで、全体のデザインに自然になじみます。

イベント用Tシャツのおしゃれなデザイン事例

ここでは、実際のイベント用に制作されたオリジナルTシャツの事例を紹介します。

ライブ・フェス系

犬フェスと題して、バンド風なロゴを並べたデザインです。

カラーによってプリントの質感が異なり、Tシャツの生地色とのコントラストも目を目を引きます。

フェスらしいビビットなカラー展開にポップなフォントが印象的なTシャツデザインです。フェスの日付や開催地も入り、参加者の記憶に残る1枚になるでしょう。

企業イベント系

スタッフTシャツとして、作られたデザインです。

赤い生地に白のプリントは視認性も高く、和風なフォントがイベントのテーマともマッチしています。

企業の技術をプリントに採用するというマニアックなテーマを、シンプルなデザインにまとめたTシャツです。おしゃれさと遊び心のある1枚に仕上がっています。

祭り・地域フェス系

東北6県の有名なお祭りを題材にデザインされたTシャツです。

県の形にデフォルメされたお祭りのプリントはローカル感とおしゃれさを兼ね備えています。

博多祇園山笠をテーマにデザインされたTシャツです。お祭りがモチーフだと力強さを感じるデザインが多い中、柔らかなタッチのでデザインが面白い1枚に仕上がっています。

イベント用Tシャツのデザインの作り方

Tシャツの作り方は、手描きやアプリを使った自作から制作会社への依頼まで幅があります。

ここでは代表的な3つの方法を紹介します。

1から手書き・デザインソフトで作成

完全オリジナルのデザインを目指すなら、手描きやデザインソフトを使った方法がぴったりです。Adobe Illustratorや無料のデザインツールを活用すれば、細部までこだわった表現も可能です。

配色や文字配置も自由に調整できるため、世界に1つだけのオリジナルTシャツが完成します。また、データの形式や解像度にも気を配っておくと、業者への依頼時や印刷時もスムーズです。

デザイン作成アプリやテンプレートを活用

手軽にデザインしたいときは、Tシャツ用のアプリやテンプレートを活用しましょう。オンライン上で操作できるサービスも多く、スマホやPCから直感的に作業できます

あらかじめ用意されたフォントやアイコンを組み合わせれば、デザイン経験がなくても仕上がりは十分。イベント名や日付、ロゴを配置するだけでも、オリジナル感のあるTシャツが完成します。

印刷イメージをシミュレーションできる機能がついているサービスを選ぶと、完成形もイメージしやすく便利です。

オリジナルTシャツ制作会社に依頼する

デザインに自信がない場合や、大人数での注文を想定しているなら、制作会社への依頼が安心です。プロのデザイナーが相談に乗ってくれるプランもあり、完成イメージを共有しながら仕上げられます

「watasiino!!」では、事前に手書きのイラストやラフ画、写真などを頂ければ、プロの専属デザイナーが本格仕様に仕上げます。デザインの作成から印刷、発注までワンストップで依頼できるので、スムーズにオリジナルTシャツ制作が進みますよ。

【FAQ】イベントTシャツ制作に関するよくある質問

ここでは、イベント用のオリジナルTシャツに関してよく寄せられる質問をピックアップして、わかりやすく解説します。

制作にかかる費用の相場は?

Tシャツ制作の費用は、印刷方法や注文枚数によって異なります。

主な印刷方法とその特徴、目安となる費用の比較をまとめました。

印刷方法特徴目安単価
(1枚あたり)
シルクスクリーン印刷・鮮やかな発色と高い耐久性が特徴のプリント技法
・1色ごとに版代が発生するかわりに、1枚あたりのプリント代が安価で大量印刷に向いている
約800円〜1,500円
(30枚以上)
インクジェット印刷・プリンターからインクを直接生地に吹き付けるプリント技法
・プリントするデザインの色数が多い場合や小ロットでの作成に適している
約1,500円〜2,500円
(1枚〜)
熱転写プリント・専用のフィルムにプリントしたものを熱で生地に圧着するプリント技法
・フィルムを介してプリントするのでTシャツ生地の影響を受けず、はっきりとした色の表現が可能
約1,200円〜2,000円
(10枚前後)
主な印刷方法の特徴と費用

注文時には、印刷方法だけでなくデザイン作成費や送料の有無もあわせて確認しましょう

販売する際に気を付けることは?

イベントTシャツを販売する場合は、トラブルを防ぐための配慮も忘れてはなりません。特に注意したいのは、著作権や商標の扱い、価格設定、購入後の対応などです

具体的には、次のような点を意識しておくと安心です。

  • 有名キャラクターや芸能人、ロゴを使用しない(無断使用はNG)
  • 原価に対して適正な価格を設定する
  • サイズ展開や在庫数を事前に明確にする
  • 注文後のキャンセル可否や返品対応をあらかじめ伝えておく
  • オンライン販売時は配送方法や送料も記載する

販売に関する情報を丁寧に伝え、購入者との信頼関係につなげましょう。

「watasiino!!」なら自由なデザインの高品質なイベントTシャツが作れる!

イベントTシャツは、デザインの工夫1つで印象や思い出の残り方に差がつきます。ロゴやスローガン、開催地や日付の入れ方に迷っていた方も、少しずつイメージが具体化してきたのではないでしょうか。

「watasiino!!」では、そんなアイデアを形にするサポートがそろっています。自社工場で一貫して生産しているため、短納期でも対応しやすく、襟のタグ付け替えや刺繍仕上げといったこだわりにも柔軟です。

また、大手メーカーのTシャツボディを多数取り扱っているので、着心地やシルエットにこだわりたい方にも安心。プリント方法も多彩で、イメージ通りの1枚に仕上げられますよ。さらにオリジナルタグの作成や、切り離せるティアウェイタグの装着も可能なので、よりオリジナリティを高められます。

思い出に残るTシャツを、自分たちらしいスタイルで作りたい方は、ぜひ「watasiino!!」の公式サイトを覗いてみてくださいね。

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