トートバッグのアレンジはワッペンで!位置や付け方を紹介

トートバッグアレンジワッペンのアイキャッチ

「今使っているトートバッグは、シンプルで便利だけど、もう少し自分らしさを出したい……。」

そんな方におすすめなのが、ワッペンを使った簡単アレンジです。トートバッグにお気に入りのワッペンを加えるだけで、ぐっと個性が引き立ち、見るたび気分も上がります。

この記事では、ワッペンの選び方や付ける位置、付け方のコツまでトートバッグを自分好みに仕上げるアイデアをご紹介します。

目次

ワッペンでアレンジするトートバッグの魅力

シンプルで使い勝手のよいトートバッグは、日常使いにぴったりのアイテム。ただ、量産型のデザインでは自分らしさが出しづらいと感じることもあるかもしれません。

そんなときに活躍するのが、ワッペンを使ったアレンジです。お気に入りのワッペンを付けるだけで、手軽に個性を演出でき、愛着もぐっと深まります

たとえば次のような場面で、ワッペンアレンジが活躍します。

  • 通勤・通学用のバッグに、さりげなく好みをプラスしたいとき
  • 子ども用のトートに目印を付けたいとき
  • 推し活やイベントで、自分のスタイルをアピールしたいとき

ちょっとした工夫で、ありふれたトートバッグが自分だけの特別なアイテムに変わります。

トートバッグをワッペンでアレンジするときに考えておくこと

せっかくワッペンでアレンジするなら、統一感のある仕上がりを目指したいもの。配置のバランス、素材と接着方法の相性などを意識すると見た目の印象が洗練されます。

満足度を高めるちょっとした工夫を紹介します。

ワッペンの配置バランス

ワッペンを貼る位置や数がちぐはぐだと、せっかくのアレンジも雑然とした印象になりがちです。全体のバランスを見ながら配置を考えると、仕上がりにまとまりが生まれます

バランスよく見せるために、次の点を意識してみましょう。

  • ワッペンのサイズをそろえるか、大きさに緩急を付ける
  • 片側に寄せる、中央に集めるなど配置の方向性を決める
  • 色味のトーンをそろえて統一感を出す
  • バッグの形や持ち手との位置関係を確認する
  • 使う場面を想定して、主張しすぎないデザインを意識する

テーマや用途に合わせて全体のイメージを描いておくと、ワッペン選びもスムーズです。

トートバッグの素材と接着方法の相性

トートバッグにワッペンを付けるときは、バッグの素材と接着方法の相性をチェックしておきましょう。見た目の仕上がりだけでなく、使い心地や耐久性にも影響します。

バッグの素材合う接着方法注意点・ポイント
綿・キャンバス地アイロン接着熱に強く、初心者でも扱いやすい
ポリエステルシール、縫い付け熱に弱いため、アイロンは避けたほうが安心
ナイロン・撥水加工縫い付け接着がはがれやすいため、縫い付けが安定
凸凹のある素材縫い付けアイロン接着はムラが出やすく、安定しにくい
洗濯する予定がある場合縫い付け繰り返しの使用でもはがれにくく、長く使える
素材と接着方法一覧

素材に合った方法を選ぶだけで、見た目の仕上がりと耐久性の両方に満足できます。

使用シーンとの兼ね合い

ワッペンを選ぶときは、トートバッグの用途に合わせたデザインを考慮すると、全体の雰囲気にまとまりが出ます。

たとえば、通勤や通学など人目が気になる場面では、ロゴや英字のような控えめなワンポイントが馴染みやすく、さりげないアクセントに。一方、カジュアルな外出や趣味の場では、キャラクターやカラフルなモチーフなど、個性を前面に出したアレンジも楽しめます。

使うシーンを想像しながら選ぶことで、自分にしっくりくるバランスが見つかりますよ。

トートバッグアレンジでワッペンを付ける位置

ワッペンは、付ける場所によって見た目の印象が変わります。中央に配置するか、端に寄せるかで雰囲気も違ってくるため、全体のバランスを見ながら配置を考えることがアレンジ成功のポイントです。

ここからは、配置場所ごとの特徴や印象の違いについて詳しく見ていきます。

中央に配置

バッグの中央にワッペンを付けると、全体の印象が引き締まりデザインの主役として視線を集めやすくなります

特に、キャラクターやロゴなどインパクトのあるモチーフは中央に配置することで存在感が際立ちます。シンプルなトートバッグに大きめのワッペンをひとつだけ添えると、すっきりしつつも個性のある仕上がりに。

配置するときは、バッグの中心線や持ち手との位置関係を見ながらバランスを整え、まとまりのある印象に仕上げましょう。

中央のポケットにワッペンを貼り付けています。単独で装着しているのでデザインの主役になっています。

迷彩デザインに挟まれてロゴワッペンが付いています。トートバッグのカジュアルさを引き出していますね。

片隅に寄せて配置

バッグの端にワッペンを寄せて配置すると、控えめながらもセンスの光るアクセントになります。全体のデザインを邪魔せず、さりげなく個性を表現したいときにおすすめのスタイルです

特に、小さめのワッペンを使用すれば、上品で柔らかい印象に仕上がります。右下や左上など、対角の位置に配置するだけでも、バッグ全体に動きが出てバランスのよいレイアウトに。

複数使う場合も、散らしすぎず一方に寄せることで統一感が生まれます。

片隅に小さめのキャラクターワッペンが付けられています。控えめながらオリジナリティの出るポイントです。

片隅にリボンやキラキラマークの小さいワッペンを複数貼り付けています。ワッペンのカラーが統一されているうえに、トートバッグの色とも合っているため、全体的にまとまっている印象です。

上部取っ手近くに配置

取っ手のすぐ下にワッペンを配置すると、持ち手に近い位置でほどよいワンポイントになり、バッグ全体の印象を引き締めてくれます。手に持ったときにさりげなく目に入るため、小ぶりなデザインでも存在感を出しやすいのが特徴です

左右どちらかに寄せるとさりげないおしゃれ感が出せますし、タグ風の細長いワッペンを選ぶとすっきりまとまります。荷物の出し入れが多い場合でも干渉しにくく、使い勝手を損なわずにアレンジを楽しめるのも嬉しいポイントです。

トートバッグ上部、取っ手と本体の結合部分付近に文字ワッペンを貼り付けています。トートバッグのデザインと色を合わせているため、統一感が出ています。

取っ手付近に小さめのワッペンを2つ貼り付けています。トートバッグ自体のデザインに馴染みつつ、個性が光るワッペンですね。

散らして複数配置

ワッペンをバッグ全体に散らすように配置すると、遊び心のある楽しい印象に仕上がります。異なるサイズやモチーフを組み合わせても、配置にリズムを持たせればごちゃつかず、にぎやかさの中にも統一感が生まれます。

たとえば、色合いやテーマをそろえるだけでも全体がまとまります。また、斜めに並べたりランダムに配置したりすると、動きが出て視線を引くレイアウトに。

個性をしっかり表現したい方や、ファッションの一部として楽しみたいときにおすすめのスタイルです

トートバッグ全体に複数のワッペンを散らしています。赤を基調にした装飾がインパクト抜群です。

複数のワッペンを全体的に貼り付けています。アルファベットやイラストなどさまざまな種類のワッペンを、バランスよく配置し個性的なトートバッグになっています。

トートバッグへのワッペンの付け方

ここでは、アイロン接着・縫い付け・マジックテープの3つの方法について、それぞれの特徴や使い方、向いている素材などを紹介します。

手軽に貼りたいならアイロン

初めてワッペンを付けるなら、アイロン接着タイプがおすすめです。必要なのは家庭用のアイロンと当て布だけで、特別な道具がなくても気軽に始められます

綿やキャンバス地など熱に強い素材との相性がよく、短時間でしっかり接着できるのが魅力です。ただし、凹凸のある布やポリエステル系の素材は生地が傷んでしまったり、接着が甘くなったりすることもあるため、事前に目立たない部分でテストしておくと安心。

貼ったあとは冷めるまで動かさず、しっかり密着させるのがきれいに仕上げるコツです。

洗濯したいなら縫い付け

ワッペンを長く楽しみたい、洗濯してもはがれにくくしたいという場合は、縫い付けがおすすめです。アイロン接着では不安な素材や、頻繁に使用するトートバッグにも安心して使えます。

ミシンでも手縫いでも対応でき、縫い方次第でデザインの印象を変えることも可能です。針が通りやすい綿や帆布系の生地と相性がよく、縁をぐるりと囲むように縫えば強度もしっかり保てます。少し手間はかかりますが、その分オリジナリティと安心感のある仕上がりが楽しめます

気分で変えたいならマジックテープ

ワッペンをその日の気分やコーディネートに合わせて付け替えたいなら、マジックテープの活用が便利です。ワッペン側とバッグ側の両方にテープを貼っておけば、取り外しが簡単で、何度でも自由にアレンジできます

イベントや推し活などでテーマに合わせたデザインを使い分けたいときにも重宝します。ただし、接着力が落ちないよう、貼り付ける面は平らでしっかりした素材がおすすめです。使わないときはワッペンを外して保管できるので、汚れや劣化も防いでくれますよ。

トートバッグ用のワッペンは手作りできる?

トートバッグをもっと自分らしく楽しみたいなら、ワッペンを手作りしてみるのもひとつの方法です。

刺繍やフェルト、転写プリントなど、身近な素材で作れるデザインも多く、初めてでも挑戦しやすいのが魅力。推しキャラや名前入りなど、自由にアレンジすればオリジナリティも高まります。

手作りしたい方は、次の基本手順に沿ってチャレンジしてみましょう。

  1. 土台となるフェルトやツイルなどの生地を用意する
  2. チャコペンなどで下絵を描く
  3. 刺繍やパーツを組み合わせてデザインを仕上げる
  4. 両面接着芯を貼り、アイロンや縫い付けでバッグに取り付ける

ふちの仕上げを丁寧にすると、見た目もきれいに整います。

無印良品でできるトートバッグのアレンジは?

無印良品の一部店舗では、トートバッグなどの対象商品に刺繍を入れられるサービスを用意しています。好きな文字やモチーフを選んで、購入した商品にその場で刺繍加工してもらえるため、ギフトや自分用のカスタマイズにもぴったりです。

動物や食べ物、季節のイラストなど種類も豊富で、所要時間は1点あたり約15分から。シンプルなバッグに個性をプラスしたいときに便利なサービスです。

対応内容は店舗によって異なるため、利用前に確認しましょう。

参考:刺繍工房|無印良品

ワッペン以外でのトートバッグアレンジ案

ワッペン以外にも、ちょっとした工夫でトートバッグの印象を変える方法があります。素材や形はそのままでも、装飾や使い方を変えるだけで新鮮な雰囲気に仕上がります。

手軽に試せるアイデアを3つ紹介します。

刺繍

ワッペンと並んで人気のアレンジ方法が刺繍です。自分の手で糸を重ねることで、温かみのある仕上がりが楽しめます

名前やイニシャルを入れたり、ワンポイントの花や動物をあしらったりと、デザインの自由度が高いのも魅力です。刺繍糸と刺繍針、チャコペンがあれば始められ、手縫いでも十分楽しめます。

きれいに仕上げたい場合は、あらかじめ下絵を描き、刺繍枠を使うと布がよれにくく安定します。手間はかかりますが、その分、思い入れのある1点になります。

リボン・レース

リボンやレースを取り入れると、トートバッグにやわらかな雰囲気や可憐な印象をプラスできます。

持ち手にリボンを結んだり、口元やポケット部分にレースを縫い付けたりするだけでも印象が変わります。あえて異素材を組み合わせることで、シンプルなバッグが華やかに見えるのもポイントです。

手芸用のグルーガンや布用両面テープを使えば、縫わずに貼ることもできるので、裁縫が苦手な人にも取り入れやすい方法です。カラーや柄の選び方次第で甘さも控えめに調整できます。

お気に入りの布を使ったアップリケや切り替えデザインも、トートバッグを個性的に仕上げるアレンジのひとつです。

柄物の布をポケット風に縫い付けたり、バッグの1部を別布で切り替えたりすると、見た目の印象がぐっと変わります。チェックや花柄、北欧風など、使う布のテイストによって雰囲気が自由に調整できるのも魅力です。

端をきちんと整えると、洗濯しても型くずれしにくくなります。縫い付けが難しい場合は、布用接着剤を使うのも手軽な方法です。

「watasiino!!」なら完全オリジナルのワッペン付きトートバッグが制作できる!

トートバッグを自分好みにアレンジする方法は、ワッペンや刺繍、リボンなどさまざま。位置やデザインの工夫で、ぐっと個性が引き立ちます。

手作りや市販のサービスを活用する方法もありますが、クオリティや手間を考えると迷ってしまう方も多いかもしれません。

そんなときにおすすめなのが、「watasiino!!」のオリジナルアイテム制作サービスです。

ワッペンとトートバッグの両方のオリジナル制作に対応しており、片方だけでも、セットでも注文可能。ワッペンは業界最安値ながら、高品質な刺繍・プリント・熱転写など豊富な仕上げから選べます

さらに、マジックテープ(ベルクロ)接着、安全ピン付き、フチ加工(ヒートカット)などの細かなオプション加工も充実。オリジナルのロゴやキャラクターなどのデザインも、プロの手で本格的に仕上げてもらえるため、完成品の満足度も高めです

また、創業20年の実績でこれまでTシャツや前掛け・エプロン、パーカー、キャップなどさまざまなオリジナルアイテムを制作してきました。

「オリジナルなのにハイクオリティ」なアイテムを手に入れたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。

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