プレゼントの定番アイテムとして人気のエプロンですが、「うれしくない」といった声があるのをご存じでしょうか。なぜ「うれしくない」と思われてしまうのか、理由が気になりますよね。
そこで本記事では、エプロンのプレゼントが喜ばれない理由やケース、エプロンを贈ることの意味などを詳しく解説します。
また、「エプロンのプレゼントはうれしい」と思ってもらえる選び方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
エプロンのプレゼントが「うれしくない」という声
エプロンのプレゼントが「うれしくない」という声を集めました。




エプロンをもらっても困るといった声で見られるのは、「好みの柄ではない」「エプロンは使わないのでいらない」「もう持っているし、さらにもらっても……。」というもの。そもそも使わない人や、使うけど気に入ったものが1枚あればよいという声があるようです。
エプロンのプレゼントが「うれしくない」といわれる理由
エプロンのプレゼントが「うれしくない」といわれる理由には、何があるのでしょうか。具体的な理由を紹介します。
お気に入りのエプロンを持っている
「すでにお気に入りのエプロンを使っているため、新しくプレゼントされても使う機会がない」というのが1つ目の理由です。
エプロンはあまり使い分けることもないため、お気に入りが1枚あれば十分という方が多いようです。また、何枚も持っていても収納スペースがないため困るといった声もあります。
そもそもエプロンを使う習慣がない
2つ目は「そもそもエプロンを使わない」という理由があります。
エプロンの脱ぎ着が面倒、洗濯物が増えるから着ないという理由から、エプロンを使わない人がいるようです。
「エプロンを使うほど手のこんだ料理をしない」という人もいるため、相手がエプロンを使う人であるかのリサーチも必要になるでしょう。
好きな柄や形を自分で購入したい
「好きな柄や形を自分で選んで買いたい」という意見もあります。
エプロンのデザインは豊富にあるため、他人からもらう場合、自分好みのエプロンをプレゼントしてもらえるかわかりません。そのため、せっかくなら好みのエプロンを自分で選びたいといった理由が見られます。
エプロンのプレゼントには、どんな意味がある?
エプロンを贈られること自体にネガティブな印象をもつケースもあるようです。
特に、女性や義娘、母親への贈り物の場合、「もっと家事や料理をしてほしい」という意味で受けとられることも……。母の日やパートナーに贈る場合、プレッシャーを与えることになりかねないため、注意しましょう。
一方でエプロンのプレゼントは「いつまでも元気で活躍してください」といった意味にもなります。エプロンを渡す際は、感謝の言葉やメッセージカードを添える工夫があるとよいかもしれません。
また、「一緒に料理を楽しもうね」といった意味を込めて、お揃いのエプロンを用意するのもおすすめですよ。
反対に、エプロンのプレゼントが「うれしい」という声もある
「うれしくない」といった声がある反面、「うれしい」という声ももちろんあります。実際の声を紹介します。




エプロンのプレゼントを喜ぶ声には、「欲しいと思っていたエプロンをもらえた」「そろそろ買い替えたいと思っていた」などがありました。それ以前に、「家族や友人が自分のことを考えて選んでくれたことがうれしい」という声も見受けられます。
また、「自分ではなかなか購入しないが、せっかくもらったし使ってみようと思う」といった意見もありました。
「うれしい」と思ってもらえるエプロンを選ぶコツ
「うれしい」と思ってもらえるエプロンを選ぶコツは、次のとおりです。
- 好みの柄や形をリサーチする
- 使うシーンに合った素材を選ぶ
- オリジナルデザインのエプロンを作る
次から詳しく解説します。
好みの柄や形をリサーチする
相手の好みでないエプロンを贈ってしまうと、使ってもらえない可能性があります。お気に入りのエプロンとして使ってもらいたい場合、好みの柄や形などを事前に聞いておきましょう。
エプロンの形は大きく分けて「胸当てエプロン」と「腰エプロン」があります。2つの違いは上半身の汚れがカバーできるかどうかです。キッチンで使うなら、油はねなどのカバーができる「胸当てエプロン」がおすすめですよ。
また、胸当てエプロンは「X型」「H型」「首かけ型」「かぶるタイプ」の4種類あります。この4種類のエプロンの特徴を、表にまとめました。
エプロンの型 | 特徴 |
---|---|
X型 | ・ほどよい締め付け感があり、着心地に安定感がある ・腰ひもで自分のウエストサイズに合わせて着用できる ・着用時、ひもを通す必要があり着脱に時間がかかる |
H型 | ・ボタンで固定するものが多く、腰ひもがないため着脱が簡単 ・肩ひもの幅が太いものが多く、体への負担が少ない ・腰ひもがない分ストンとしたシルエットになり、スタイリッシュさに欠ける |
首かけ型 | ・首にひもをかけるので肩ひものずれがない ・着脱が簡単にできる ・首に負担がかかりやすい |
かぶるタイプ | ・肩ひもがないためズレることがなく、体への負担が少ない ・背中からおしりまで隠すことができる ・2回ひもを結ぶものもあり、着脱に時間がかかる |
デザインも大事ですが、着脱のしやすさ、肩や首への負担などを考えながら選んでみましょう。
使うシーンに合った素材を選ぶ
エプロンを購入したあとの手入れのしやすさも大事なポイントです。
素材によって、乾きやすさや洗濯のしやすさが変わります。ここではエプロンによく使用されている「ポリエステル」と「綿」の素材について説明します。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ポリエステル素材 | ・濡れても乾きやすく洗濯後もすぐに乾く ・シワができにくい ・型の崩れが少ない ・色落ちや色移りが少ない ・機能加工をしやすい | ・熱や火で穴が空きやすい ・静電気が起こりやすい ・特有の光沢感が出てしまう ・通気性が悪い |
コットン素材 | ・火に強く熱などで穴が空きにくい ・静電気が少ない ・肌触りがよい | ・濡れると乾きにくい ・濡れた状態だと色落ちや色移りしやすい ・洗濯後に縮みやシワが出やすい |
ポリエステルとコットンを組み合わせた混紡素材もあり、どちらのメリットも兼ね備えています。混紡の素材を選ぶときは、どの割合で混ざっているのかにも注目して選んでみましょう。
オリジナルデザインのエプロンを作る
オリジナルデザインのエプロンを作ることで、「世界に1つしかない特別なエプロン」になります。自分のために作ってくれたプレゼントはうれしいものです。贈る人のことを考えたオリジナルデザインを考えましょう。
オリジナルデザインのエプロンを作る際は、デザインの種類や加工方法を決めます。デザインの種類は、写真・イラスト・テキストなどさまざまです。
また、加工方法にはプリントや刺繍などがあります。刺繍ワッペンを付けるといった加工方法もありますよ。
まずは、オリジナルエプロンのデザインの種類について表にまとめました。
デザインの種類 | 特徴 |
---|---|
写真 | ・どんな写真でもデザインになる ・ペットや推し、お気に入りのものや景色、思い出の場所など、思い入れのある写真をプリントできる。子どもの写真などもおすすめ ・プリント加工がおすすめ |
イラスト | ・デザイン作成の自由度が高い ・シンプルな線画、ワンポイントのフルカラーイラスト、手描きイラストなどさまざまな雰囲気で製作できる ・プリント加工がおすすめだが、ワンポイント程度なら刺繍でも可 |
テキスト | ・メッセージや好きな言葉、名前などを入れられる ・どんなフォントにするかでイメージが変わる ・プリント、刺繍どちらもおすすめ |
プレゼントする相手の好みをリサーチし、雰囲気に合ったデザインを選びましょう。お子さんがいる方は、子どもが描いた絵をプリントしたりするのもおすすめです。また、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを文字にするのもよいでしょう。
次に、加工方法の特徴についても表にまとめましたので、参考にしてください。
加工の種類 | 特徴 |
---|---|
プリント | ・デザインの自由度が高い ・複雑な絵柄や写真にも対応できる ・繰り返しの洗濯で色落ちする可能性がある ・プリントの種類は主に「インクジェット印刷」「シルクスクリーン印刷」「昇華転写印刷」の3種類 |
刺繍 | ・立体感や高級感の出る加工法 ・使い込んでも、色落ちしにくく堅牢性が高い ・刺繍の範囲が広くなればなるほど、価格が高くなる可能性があるうえ、複雑なデザインに向かない |
ワッペン | ・ワッペンを別途製作して、それをエプロンに付ける方法 ・直接加工を施すのが難しい場所にも付けられるうえ、あとから付ける場所を決められる ・ワッペンの種類は、「刺繍ワッペン」「プリントワッペン」「フェルトワッペン」の3種類 ・アイロンで付けるタイプと、手縫いで縫い付けるタイプがある |
それぞれのデザインに合った加工方法があるため、わからないときは印刷事業者に相談してみるのもおすすめですよ。


プレゼント用のオリジナルエプロンの製作事例
ここで、実際に製作されたオリジナルエプロンを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

こちらは子どもたちからのプレゼントです。一面にさまざまなキャラクターのワッペンが貼り付けてあり、とても賑やかです。子どもたちの好きなものがたくさん詰め込んである感じが、今しかないデザインですね。

こちらはプリント加工の名前入りデザインです。生地の色・名入れの色も落ち着いていて、シンプルです。

こちらはペアで贈るエプロンですね。ペアだからといって同じデザインにせず、生地の色や刺繍のデザインを変えているところがおしゃれです。なお、こちらは「問い」と「解答」でペアになる個性的なデザインです。

こちらはデニム地に名入れをしたデザインです。コロンと丸いフォントが可愛らしさを演出しています。文字のみのシンプルなデザインですが、カジュアル感のあるデニム地が文字を引き立たせています。
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