ユニフォーム用のエプロンアイデア!業種別におしゃれな事例も紹介

ユニフォームエプロンのアイキャッチ

飲食店やカフェ、介護・医療、運送業にいたるまで、エプロンはたくさんのお店や施設で使われています。

オンデマンドプリントのサービスが増えたこともあり、ユニフォームとしてロゴ入りのエプロンを着けている従業員を見かけることも多くなりました。

店舗や企業のユニフォームはお店や会社の顔ともいえるほど、顧客の印象に強く残ります。

この記事では、お店や会社の雰囲気に合ったユニフォーム用のエプロンを探している方のために代表的なエプロンの種類、業種別の作成事例を紹介します。

あわせて、オリジナルで作成する場合の手順も解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

ユニフォーム用(業務用)エプロンの種類

エプロンと聞けば、多くの人は胸当て付きで膝丈の長さのエプロンをイメージするでしょう。

しかし、ひと口にエプロンといっても、業種やシチュエーションによって、胸当ての有無や丈の長さ、素材もさまざまです。

以下に代表的なエプロンの種類と着用に合っているシーンをまとめました。

エプロンの種類着用シーン
前掛け・帆前掛け飲食店・酒屋・運送業
ドレスタイプ(胸当てエプロン)飲食店・エステ・サロン・厨房・介護医療施設
ソムリエエプロン(ロングエプロン)レストラン・カフェ・ベーカリー
サロンエプロン(腰巻エプロン)飲食店・カフェ・ベーカリー
背付きエプロン(割烹着タイプ)飲食店・サロン・厨房・介護医療施設
撥水・耐熱エプロン(業務用特殊エプロン)厨房・介護医療施設・工場
エプロンの種類と着用シーン一覧

前掛け・帆前掛け

前掛け、帆前掛けは日本で古くから使われている腰巻型のエプロンです。

西洋風のものとは違い、おしゃれな和の雰囲気を演出できる1枚といえるでしょう。

汚れを防ぐ目的のほかに骨盤の辺りを締めることで腰への負担を軽減する効果もあります。

特に帆前掛けは硫化染めと呼ばれる技法で染色された味わい深い藍色が特徴です。

ドレスタイプ(胸当てエプロン)

エプロンと聞いてイメージするのは、ドレスタイプと呼ばれる胸当ての付いたエプロンでしょう。

首や肩から吊り下げ、体全体をカバーできるため汚れを防ぐ能力が高いことから多くの業種で採用されています。

カバーできる範囲が大きいことを活かして、簡易なユニフォームとして1枚で成り立つ点もドレスタイプのメリットです。私服OKな飲食店やカフェなどでも採用しやすいでしょう。

ソムリエエプロン(ロングエプロン)

腰巻タイプのエプロンの中でも、ロング丈でエレガントな雰囲気を持つものはソムリエエプロンと呼ばれています。

ホールでの接客をメインとするソムリエが着用するため、胸当てのないデザインとして作られました。シャツやベストとも合わせやすく、高級感を演出できるエプロンです。

サロンエプロン(腰巻エプロン)

おしゃれなカフェやレストランで見かけるサロンエプロンは、カフェエプロンやギャルソンエプロンとも呼ばれています。

ショートからミドルの丈のため、防汚性よりもポケットなどの利便性やお店の雰囲気に合わせたおしゃれさが重視されています。

背付きエプロン(割烹着タイプ)

全身をすっぽりと覆う割烹着の形をしたエプロン。

割烹着といえば、昔ながらの真っ白でワイシャツのような生地をイメージしがちでしょう。

しかし、最近ではデニム生地やリネン生地のおしゃれな背付きエプロンも登場し注目されています。

撥水・耐熱エプロン(業務用特殊エプロン)

コーティングを施した生地やビニール、ゴムなどの素材で作られ、防汚性や耐久性に特化したエプロンです。厨房や工場などの汚れやすい場所での業務向けに作られています。

コーティング加工が施されたカジュアルな生地もあり、機能性と見た目を両立できるエプロンも数多く販売されています。

ユニフォーム用のエプロンを決めるときに考慮すべきポイント

エプロンをデザイン性だけで決めてしまうと使い勝手の悪いユニフォームになってしまうかもしれません。

ここでは、ユニフォームエプロンを選ぶ際に考慮しておきたいポイントを解説します。

色・デザイン

エプロンの色やデザインは、お店や会社の雰囲気に合っていることが基本ですが、実際に着用するスタッフの目線で考えることも大切です。

例えば女性スタッフの場合、「後ろ姿が気にならないよう、お尻まで隠れる丈がいい」といった声があったり、「ポケットは左右両方に欲しい」といった実用的な希望があることも。

見た目のおしゃれさだけでなく、働きやすさや快適さにも配慮したデザイン選びが、毎日の業務を支えるエプロン作りにつながります。

機能性

ユニフォームエプロンには、撥水性や耐熱性といった機能面の工夫も欠かせません

例えば、キッチンや工場など汚れやすい現場では、汚れが付きにくく、さっと拭き取れるような素材を選ぶと、作業中も快適です。見た目を清潔に保ちやすく、結果的に長く使えるエプロンになります。

着脱のしやすさ

ユニフォームが脱ぎ着しにくいと、ちょっと外に出るときやポジションが変わる場面で、それだけでストレスになってしまいます。

着やすさ・脱ぎやすさを意識したデザインにすることで、スタッフ全員がきちんとした装いを保ちやすくなります。「着にくいからちょっと崩して着る」ようなことも減り、結果としてお店全体の印象も整いやすくなるでしょう。

メンテナンス性

ユニフォームは毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも重要です。洗濯しやすく、アイロンがけの手間がかからない素材であれば、忙しい業務の中でも負担になりません。

例えば、しわになりにくい・色落ちしない・汚れが目立ちにくいなど、扱いやすい素材を選んでおくと、スタッフ各自でのケアでも清潔感をしっかり保てます。見た目のきちんと感を維持するうえでも、メンテナンス性は意外と大切なポイントです。

【業界別】ユニフォームエプロンの事例

業界別にどのようなユニフォームエプロンが採用されているのか、活用事例を紹介します。

飲食店

居酒屋で利用されているショート丈の前掛けです。

左右にポケットがあり、スマホやメモを持ち運べる利便性も備えています。

渋めの赤が白地に映え、商品イメージも伝わってくるデザインになっています。

美容・エステ・ネイルサロン

ナチュラルな色の生地にサロンのロゴをプリントしたエプロンです。

シンプルながらも、上品かつ、やわらかい印象にまとまっています。

ネイルサロンで使われている背付きエプロン(割烹着タイプ)です。

ロング丈でリボンベルトも施され、ワンピースのように華やかな印象のエプロンが採用されています。カバーできる範囲が大きく、用途に合った実用性も備わっています。

カフェ

おしゃれなカフェのエプロンといえば、真っ先に思いつくのがサロンエプロンでしょう。

ショート丈のサロンエプロンは生地のもたつきが少なく、動きやすさと着脱のしやすさが特徴で男女問わず人気です。

カフェで使用されているミドル丈のサロンエプロンです。ワークテイストの生地にシックなプリントとミドル丈が掛け合わさることで、上品さと使いやすさのあるエプロンに仕上がっています。

ベーカリー(パン屋)

ソムリエエプロンはレストランで使用されるイメージがありますが、ベーカリーでも実用的です。

ロング丈でカバー範囲を確保しつつも、ソムリエエプロン特有の高級感のある装いになっています。

パンを作る職人さんには防汚性の高い胸当てエプロンをおすすめします。

このエプロンはシンプルかつ、インパクトのあるプリントによって、ユニフォーム感のないおしゃれなデザインです。

介護・医療

医療に関するイベントで使われた胸当てエプロンです。

胸元のロゴがあることで一目でイベントスタッフだと分かります。このエプロンはPRツールとしての役割も果たしています。

介護施設では、施設利用者の体を支えたり、食事の介助や入浴の介助など業務内容は多岐にわたります。

そんな施設で採用されているのは、カバー範囲の大きい胸当てエプロンです。

威圧感のないやわらかな色合いとH型の肩紐でずり落ちにくいデザインが採用されています。

工場・清掃・作業現場

清掃や作業現場のユニフォームは撥水性や耐熱性などの着用者を守るための機能性を求められることが多いですが、車などの洗うものに対して傷をつけないという観点で作られた珍しいエプロンです。

ギター工場の職人さんが使うユニフォームエプロンです。

作業中に起こる摩擦にも耐えられるよう耐久性の高いデニム素材のエプロンを採用しています。

デニムならではの摩擦による色落ちをあえて楽しむというアイデアが盛り込まれたデザインです。

アメカジ風なプリントも相まってユニフォームとは思えないカジュアルなアイテムに仕上がっています。

オリジナルのユニフォームエプロンの作成方法

ここでは、オリジナルのユニフォームエプロンを作成する際の基本的な流れを紹介します。

1)デザイン・エプロンの型を決める

まずは、どんなデザインにするか、そしてどのタイプのエプロンにプリント・刺繍を入れるかを決めましょう。

デザインには、既存のロゴや看板など、お店や会社の象徴的なビジュアルを使うケースが多く見られます。ただし、ユニフォームには“お店の魅力を伝えるPRツール”としての役割もあるため、ロゴにキャッチコピーやアイコンを加えるなど、新たなアレンジを加えるのもおすすめです。

エプロン本体に関しては、素材・色・ポケットの有無・撥水や耐熱といった機能性など、選べる仕様はさまざま。スタッフの業務内容や、店舗・会社の雰囲気を踏まえて、最適なタイプを選びましょう。

2)業者・サービスを選定

オリジナルエプロンの仕上がりを左右するのが、依頼先となる業者やサービス選びです。

サービスによっては、プリントできる位置やサイズ、加工方法に制限があったり、エプロンの取り扱い種類が限られていたりと、思い描いたデザインが再現できないこともあります。

ユニフォームはお店や会社の“顔”にもなるもの。せっかくこだわって考えたデザインがしっかり形になるよう、プリントの自由度が高く、選べるエプロンのバリエーションが豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

3)データ入稿・デザイン確定

デザインとエプロン本体、依頼先のサービスが決まったら、いよいよデータの入稿と最終的なデザインの確定に進みます。

作成したロゴやイラストなどのデータを、業者の指定するファイル形式で提出します。また、デザインをプリントにするか刺繍にするか、エプロンのどの位置に入れるかなど、細かな部分もしっかり確認しておきましょう。

例えば「watasiino!!」のようなサービスでは、デザインシミュレーターを使って仕上がりイメージを確認できたり、デザインそのもの作成を依頼したりすることも可能です。

「パソコン操作やデザイン作業はちょっと苦手……」という方でも、理想の1着を形にしたいときには、こういったサポートがあるサービスを選ぶと安心です。

4)注文

注文の段階で特に注意したいのが、必要ロット数(最低注文枚数)と納期です。

業者によっては「最低◯枚以上から」などのロット制限があり、自分たちが作りたい枚数に合わないことも。また、イベント日や店舗オープンに間に合わない納期では、本来の目的が果たせません。

ここまで進んで「やっぱり注文できない……」とならないように、予算やスケジュールに無理がないか、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

5)納品・検品

注文が完了したら、あとは完成品の到着を待つだけです。

商品が届いたらすぐに、注文内容やデザインに間違いがないか、サイズ・色・プリント位置などをしっかり確認しましょう。不備がある場合は早めに業者へ連絡することが大切です。

問題がなければ、オリジナルのユニフォームエプロン作成は無事完了。あとは現場での着用を楽しみにするだけです。

オリジナルのユニフォーム用エプロンは「watasiino!!」におまかせ!

お店や会社の顔になりえるユニフォームエプロンの作成について紹介してきました。

ユニフォームエプロン作りは、単にロゴをプリントするだけではありません。

エプロンの形や生地の機能性、ポケットの配置や着脱のしやすさ、そしてお手入れのしやすさなど、実際に使う現場を想定した“こだわり”が大切です。

「watasiino!!」は、以下のようなユニフォームエプロンを作成するうえでの技術や体制はもちろん、サポート面も充実しています。

  • デザインの作成、縫製から仕上げまで一貫して対応
  • プリントの自由度が高く「自由なプリント位置」「刺繍とプリントの併用」なども可能
  • お店のロゴや看板、手書きのラフ画からでもデザイン相談や作成依頼が可能

ユニフォームエプロンを探している方は、「お店や会社の雰囲気に合うこだわりのユニフォームエプロン」を実現するために「watasiino!!」を利用してみてはいかがでしょうか。

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